山里に早春を告げるセツブンソウが岡山県美作市南の群生地で開花し、かれんな白い花が愛好者の目を楽しませている。
キンポウゲ科の多年草で、山すそに広がる約40アールを住民有志の「河会山野草を守る会」が管理。少雨と低温の影響で例年より2週間ほど遅い開花といい、見ごろは3月中旬まで続くという。訪れた人たちは遊歩道を巡りながらゆっくりと愛(め)で、カメラやスマートフォンで撮影している。
群生地の開放時間は午前9時~午後4時。入園料200円。