「山野草趣味の会」秋の展示会が奈義町高円の那岐山麓山の駅いろり家で開かれ、かれんな花を咲かせた鉢植えが来場者の目を楽しませている。4日まで。
津山市や勝央、鏡野町などの愛好家でつくる同会(山本範廣会長)の会員たちが見頃を迎えた約80点を出展。
薄紫色のイワシャジンやホトトギス、真っ白なウメバチソウ、シロバナギボウシなど楚々(そそ)した花々が会場を彩り、コケをあしらった寄せ植え、石付けも野趣を醸す。早くも紅葉したツタやナツハゼといった盆栽も並び、訪れた人たちはじっくりと観賞。
屋外の即売コーナーには、会員が株分けなどで育てた山野草が並び、こちらも人気を集めている。
倉敷市の主婦(56)は「りんとした咲き姿のウメバチソウ、秋の野辺を思わせる寄せ植えもいい。癒やされます」と話していた。
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かれんな山野草をめでる来場者
山野草趣味の会 展示会
- 2020年10月3日
- イベント