バレーボール?リーグ女子・岡山シーガルズの選手らを招いた食育指導(津山市教委主催)が30日、勝北中学校(原)で開かれ、市内2校のバレー部員がパフォーマンスを高めるために必要な栄養素や食事のとり方を学んだ。
本年度「部活動を通じた食育の実践」として県教委の委託を受け、同校と津山西中学校をモデル校(ともにバレーボール部)として実施。シーガルズを招いての事業は今回が初めて。
両校の部員30人のほか、部活動顧問や学校食育センターの栄養教諭らも参加。シーガルズの中井心音選手、丸山亜季元選手、管理栄養士・北村舞子さんを迎え、スポーツ栄養学に関する講義などを行った。
北村さんは選手が実際に食べている献立を紹介し「エネルギー源の糖質を中心に3食バランス良く食べること、間食で脂質の少ないものを補うことも大切」と説明。5大栄養素の役割や理想的な食事の組み合わせなども紹介し、生徒たちは熱心に耳を傾け知識を深めた。
勝北中3年の高木鈴納さん(15)は「今まで食について考えたことがなかったけれど、不足しがちなたんぱく質などを普段の食事に少しずつ取り入れたい」と話していた。
この後、レシーブやスパイクなどの技術指導が行われた。
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岡山シーガルズの選手らから食育指導を受けるバレー部員たち