バレーボール・Vリーグ女子の岡山シーガルズの選手らを迎えて「人権スポーツふれあい教室」(津山人権啓発活動地域ネットワーク協議会主催)が7日、河辺小学校(国分寺)で開かれ、4年生39人がスポーツを通して人権に対する理解を深めた。
宮下マミ、前田明里、田口絢佳の3選手と神田千絵スクールコーチが来校。サーブ、レシーブ、パスといったデモンストレーションをした。児童は4グループに分かれて輪になり、「できるだけつなげられるように、声を掛けあってパスしよう」と選手の指導を受けながら練習をしたり、一緒にミニゲームを楽しんだりした。
選手たちは「自分の嫌な部分も友だちの励ましで克服した」と自身の体験を語り、「勉強が得意な子もそうでない子もいる。みんな違ってもいい」「全員で助け合えば、みんなが成長できる」など友だちを思いやることの大切さを呼びかけた。
鈴木芽依さん(10)は「選手たちと仲よくなれてうれしい。貴重な体験をした」、齊藤蒼太君(10)は「教え方が上手で、自分が苦手だったレシーブができるようになった」と話した。
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ミニゲームを楽しむ児童と選手