サッカー女子・なでしこリーグ2部の岡山湯郷ベルは28日、岡山県美作市入田の美作ラグビー・サッカー場で第9節を戦い、JFAアカデミー福島(ac福島)に0―2で惜しくも敗れた。通算3勝3分け3敗で、順位は10チーム中5位となっている。
前半22分にac福島のFW板村が放ったシュートにより、得点を許してしまった湯郷ベル。巻き返しを図るも後半11分に、またもや板村の一撃で失点。その後、FW横山やMF秋元らが相手ゴール前に切り込んで果敢に攻めたがゴールネットを揺らせなかった。
この日は両チームのサポーターら観衆783人が試合を見守った。
谷口博志監督は「立ち位置を変えて攻めてきた相手に隙を突かれた印象を受ける。失点を乗り切っていれば、流れは変わったはず」と振り返った。今シーズン前半の試合を終え、残り9試合に向けて「今後は失点しないことを目標にし、相手チームの分析を含めて強化に取り組む」と意気込みを語っている。
第10節は6月4日、福岡県のベスト電器スタジアムで福岡J・アンクラスと対戦する。