岡山県、7日から外出自粛要請を緩和

行政・公共
         

 岡山県は5日、新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言の延長を受けた対策会議で新たな措置を決めた。7日から外出自粛要請を緩和し、県境を越える移動、クラスター(感染者集団)発生の恐れがある施設への出入りなどに限定した要請に切り替えた。
 外出は∇県境を越えた移動は仕事を含め極力控える∇3密(密閉・密集・密接)のいずれかに該当する場を避け、重なる場には絶対行かない∇他県でクラスターが発生したような施設(ライブハウス、ナイトクラブ、バー、カラオケ店、スポーツジムなど)には出入りしない∇国の専門家会議で示された新しい生活様式の実践―などとした。これまで生活維持に必要な外出以外は控えるよう求めていたが、感染拡大防止と経済活動の両立に向けた段階的移行として、回避事項を示す形に転換。今後の感染状況によっては見直す。
 イベント開催では、3密に該当する場合は引き続き自粛を求めるが、比較的小人数(50人以下)であれば感染防止策を講じた上で可能とした。休業している小売・飲食店などの営業再開にあたっては、混雑時の入場制限などを要請。
 一方、新たに屋内運動施設や遊興施設、遊技場について、適切な感染防止策を講じなければ営業自粛要請(法に基づかない)を行う。パチンコ店に対しては、県外居住者を入店させないよう求める。


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