老朽化と未耐震に伴い移転新築を進めていた岡山県久米郡久米南町上弓削の津山圏域消防組合久米南分署が完成した。25日から使用している。
旧分署の北約80メートルにある国道53号沿いの町用地(約2211平方メートル)に移った。鉄骨造の平屋(約479平方メートル)で、災害地点の確認設備が付いた出動準備室や仕切りで分けられた仮眠室なども設け、出動指令が入ると自動で扉が開く車庫を備える。総事業費1億6165万円。
時尾近宏分署長は「車庫が道路に面しているので出動しやすくなり、敷地も広くなった。職員一同、気持ちを新たに、地域の安全安心の確保に取り組む」としている。
旧分署は1974年に開所し築46年。同組合では、未耐震施設の建て替えを進めており、2020年度は日本原分署の着工を計画している。
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移転新築した津山圏域消防組合久米南分署
岡山県久米郡久米南町上弓削の津山圏域消防組合久米南分署が完成
- 2020年3月27日
- 行政・公共