岡山県は8日、東京都在住で赤磐市の親族宅を訪れていた自営業・30代男性の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。岡山市も同日、同市南区の会社員・20代男性の感染が判明したと発表。30代男性は県外で感染したとみられ、20代男性は感染経路が不明。県内での陽性確認は14人となった。
県によると、30代男性は音楽関係の職業で3月24、25日に都内のライブハウスなどで働き、27〜4月1日には福岡県内に滞在。その後に車で移動し、2日から親族宅で過ごしていた。3月28日からのどの痛み、息苦しさがあったため、4月7日にPCR検査を受けて陽性が分かった。県内の医療機関に入院中で、重症ではないという。親族宅は家人が不在で、1人で生活していたもよう。
一方、20代男性は2日に発熱し、市内の診療所を受診。その後に味覚障害を感じて6日、別の医療機関を受診し、7日の検査で陽性が分かった。軽症で現在入院中。3月下旬に広島県内から転入してきたが、感染多発地域への往来はないという。発症後は会社を休んでおり、濃厚接触者として県外在住の家族1人を居住地の保健所で検査予定。
岡山県内で新たに二名の新型コロナ感染者 感染者数合計14名に
- 2020年4月9日
- 医療・福祉