障がい者の「ヘルプシール」交付へ 理解と配慮してほしいこと言葉に 東京・墨田区発で県内初導入/岡山

医療・福祉 障害がある人たちのコミュニケーション支援ツール「ヘルプシール」
         

 岡山県の津山市、鏡野、久米南、美咲町で構成する津山地域自立支援協議会は、障害がある人たちのコミュニケーション支援ツール「ヘルプシール」を7月1日から、各市町の障害福祉関係窓口で交付する。東京都墨田区が考案したシールで、県内では初。

 

 障害がある人たちが日ごろ感じている「理解してほしいこと」や「配慮してほしいこと」を言葉にしている。「障害があります。ご理解をお願いします」「私が困っていたら声をかけてください」「外見からはわからない障害があります」―など28種類。

 

 ノートやスマートフォン、手帳など普段使うものに貼ることで、支援の必要を伝える。谷口圭三市長は5日の定例記者会見で「誰もが安心して暮らせるまちづくりの一助になるものと考えている」と述べた。

 

 希望者は申請書に記入して提出。各市町のホームページで確認できる。


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