リクルートと連携協定 採用業務のデジタル化や求人発信 県内初、地域人口増へ/岡山・津山市

行政・公共 協定書を交換した谷口市長とリクルートの常行部長(右)
協定書を交換した谷口市長とリクルートの常行部長(右)=岡山県津山市で
         

 岡山県津山市とリクルート=東京都=は13日、雇用や定住促進などに向けた連携協定を締結した。同社の採用管理サービスなどで市内事業者の採用業務をデジタル化し、魅力的な求人情報を全国に発信して移住や地域人口の増加を図る。同社が自治体と協定を結ぶのは全国で19例目、県内では初めて。

 同社の採用管理サービス「Airワーク採用管理」を活用。無料で簡単に採用ホームページを作成でき、地域の仕事の可視化や企業の発信力、採用力を強化する。求人情報サイト「Indeed(インディード)」にも自動転載され、多くの求人者に情報を届けることができる。

 市役所で締結式があり、谷口圭三市長と同社の常行洋介ソーシャルソリューションデザイン部長が協定書を交換。谷口市長が「強力なパートナーとして力添えをお願いしたい」、常行部長は「互いの強みを出し合いながらパートナーシップを築いていきたい」と述べた。

 また同社は、8月28日に市がアルネ津山3階のCOTOYADOで開く「採用力向上セミナー」に協力し、人材獲得のポイントを解説する。


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