岡山県内各地で撮影が行われた映画「カオルの葬式」の湯浅典子監督(47)=岡山市出身=が15日、谷口圭三津山市市長に完成報告を行った。
日本・スペイン・シンガポール国際共同制作の長編映画で、8日から岡山メルパ(岡山市北区)で先行上映が始まった。津山市ではJR美作河井駅で撮影が行われた。
同駅をロケ地に選んだ理由について湯浅監督は「山のすぐそばという距離感、バス停があり、駅から少しおりた所の道、川や橋など周りの雰囲気も含めてとても素敵だった。本編は東京からスタートし、岡山の最初の画(え)として出るのがこの駅」と説明。
市長は「美作河井駅を選んでもらいうれしいし、感謝したい。今後の活躍を期待し、次回作もご縁があれば」と述べた。