岡山県勝田郡奈義町は15日、新しく地元で作られた農産物を子どもたちに知ってもらおうと、町内の小中学校2校と幼稚園2園に試験栽培したトウモロコシ計約500本を贈った。
同町では、新たな特産物の開発、農業の活性化を図るため、土地や気候に適した野菜を育てる試験栽培に取り組んでいる。飼料用のトウモロコシで成果があったことから、今年は食用品種・おひさまコーンの栽培を営農組合や個人農家7戸で始めた。同品種は実が柔らかく、糖度が高いのが特徴という。
奈義中学校=奈義町=では全校生徒115人に配られた。1年生の田村塁翔くん(12)は「家族が喜ぶし、自分もトウモロコシが好きなのでとてもうれしい」と笑顔で話した。
トウモロコシは今後、滝本の直売所「なぎ高原 山菜村」で販売する予定。
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トウモロコシを受け取る生徒
岡山県勝田郡奈義町、特産物の開発、おひさまコーン寄贈
- 2020年7月18日
- 食関連