岡山県津山圏域企業の採用担当者を対象にした「インターンシップセミナー」が24日、津山市山下の津山圏域雇用労働センターで開かれ、17事業所の22人が学生たちを受け入れるインターンシップの意義や効果的な内容について学んだ。
学生の就活やキャリア支援などで実績のあるアッテミー(大阪市)代表取締役の吉田優子さんが講師を務めた。吉田さんは、人口減少に対抗するための若者採用の戦略の大切さや、若者たちが「仕事選び」から「できること、したいこと選び」に価値観を置いている点、これからの地方への転職のイメージなどにふれながら説明。プログラム開発については、仕事の内容や楽しさ、やりがいといった魅力が伝わるように、セミナー型、体験型、見学型、工場内見学、実務型などの要素を検討するようアドバイスし、事例を紹介した。この後、ワークショップもあり、参加者は互いに学びを深めた。
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インターンシップの効果的な内容などを学ぶ参加者