岡山県津山市は25日、防災力の向上に向け、日本防災士会県支部と協定を結んだ。地域の訓練や研修会で指導・啓発を担うほか、災害時に避難所運営などを支援する。同支部と自治体との包括的な協定の締結は県内初。
防災士はNPO法人日本防災士機構による民間資格で、専門的な知識と技能をもっている。同支部には県内の有資格者約80人(市内は約10人)が所属し、今後、市の要請に応じて活動する。
締結式が津山市役所であり、神田敬三支部長と谷口圭三市長が調印。谷口市長は「災害は激甚、広域化していて迅速な避難が求められる。自助、協助のまちづくりを進めたい」、神田支部長は「住みよい地域をともにつくりたい」と話した。
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協定を結んだ日本防災士会県支部の神田支部長(右)と谷口市長
岡山県津山市、防災力の向上に向け、日本防災士会県支部と協定を結ぶ
- 2020年8月26日
- 行政・公共