岡山県津山市コロナ会議

行政・公共
         

 岡山県津山市は18日、新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・谷口圭三市長)の第14回会議を津山市役所で開き、19日からの県の方針に沿って「外出は原則自由とし、飲食や買い物など普段通りの活動を再開する」ことを承認した。
 県外の移動については「仕事や帰省での制限はしないが、観光は県内や近隣県から始める」とした。イベントは三つの密に該当するものとして▽多数の人と1メートル以上距離がとれない場所で会話するなど密接する▽天井の低い会議室など閉鎖空間で多数の人が密集して長時間過ごす▽全国規模のもの、流行地域などからの参加が見込まれるもの―などは自粛。おおむね1000人以上のイベント開催は自粛し、屋内で開催する場合は収容定員に対する参加人数割合を半分程度以内とする。
 学校運営に関しては、熱中症対策として「常時マスクを着用することが望ましいが、気候の状況などにより健康被害が発生する可能性が高いと判断した場合はマスクを外してもよい。その際は換気や児童生徒の間に十分な距離を保つなど配慮する」ことを確認した。
 宿泊を伴う施設としては黒木キャンプ場、奥津川ラビンの里、阿波森林公園のバンガロー、あば交流館の4施設について7月1日から県外客を受け入れる。スポーツ施設も同日から県外からの申請を受け付ける。
 津山中央病院の藤田浩二総合内科・感染症内科特任部長は「身についた手洗いやマスク着用といった習慣は途切れないほうがいい。第1波での課題や問題点などを抽出し、共有することが今後につながる」と呼びかけた。

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今後の方針などを確認した津山市の本部会議


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