岡山県津山市内の市立中学校で入学式行われる

教育・保育・学校
         

 岡山県津山市内の市立全8中学校で9日、入学式が行われた。873人(男子447人、女子426人)がそれぞれ、新しい科目や部活動に期待を膨らませながら、新生活への第一歩を踏み出した。
 各校、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、来賓を招かず時間を短縮するなどして実施した。
 鶴山中学校(山北)は、体育館で式を挙行。真新しい制服に身を包んだ新入生72人(男子31人、女子41人)が、教職員や保護者ら計約130人の拍手に迎えられ、入場した。
 齊藤員由校長が「皆さん一人ひとりが鶴山中の宝。『心のこもったあいさつができる』『自分の言葉や行動に責任を持つ』『何事にも挑戦し、努力する』の三つを、中学生活を送る上で身につけ、互いに切磋琢磨(せっさたくま)し、卒業時に鶴山中で学んでよかったと実感できるよう、一緒に頑張っていこう」と式辞。続いて3年・北奥翼生徒会長が「小学校とは違う勉強や部活動など不安な気持ちは自然と慣れてくる。悩みや不安は一人で抱えず、周りに相談してほしい。皆さんに『努力は報われる』という言葉を送る。3年間を大切にし、楽しく充実した日々にして」と歓迎した。
 そして、新入生を代表し、津本蒼伊さんが「今の喜びと感謝の気持ちを忘れず、鶴山中学校の生徒としての自覚を持ち、目標に向かって共に努力します」と述べ、決意を新たにした。
 美作地区では8日に15校、9日は13校と県立津山中で実施した。
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決意を述べる新入生=鶴山中学校で


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