岡山県津山市文化連盟会長 山形楽さん

ひと 津山市文化連盟会長 山形楽さん
         

プロフィル
 岡山県津山市文化連盟会長
 山形楽さん
 
 「めまぐるしく変化する時代の中で、地域文化の継承と新たな文化芸術活動、そして文化連盟の組織をどう発展させていくか。構成する市内五つの文化協会が交流を深めつつ、連携を模索していきたい」。
 多摩美術大学を経て1982年から2006年まで中学校美術教諭を務めた後、07年から「楽アート倶楽部」を主宰。17年に市文化協会に加盟し、19年から副会長と市文化連盟理事を務め今春、市文化協会長となり先月29日、市文化連盟会長に選任された。
 「津山を”いつもどこかで文化芸術イベントが開かれているまち”にしたい。アフターコロナを見据えて各分野の活動を活性化し、次世代を担う人材の育成も積極的に進める。市内の展示施設の活用促進に向けた利用料金の見直しも必要。また市立美術館がない中、市が所蔵するアート作品を定期的に展示公開し、鑑賞の機会をつくらねばもったいない」と構想を膨らませる。
 アート倶楽部では市内外の教室生約60人を指導し、パステル画や金属オブジェなど自身の制作にも励む。
 趣味は還暦から始めたマラソンといい、全国各地の大会に出場。日ごろはランニングのほか、コロナ禍になって野菜づくりにも興じている。
 長男、次男は県外に居を構え、小田中に妻と長女との3人暮らし。69歳。


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