岡山県津山市新型コロナウイルス感染症対策本部の第1回感染防止対策部会が6日、津山市役所で開かれ、施設や学校関係など各団体の取り組みや課題などを共有した。
感染症専門医らを交え、今後の対策や備えに生かそうと開催。医師会や小中学校長会、保育協議会、介護・障害者施設、高専、大学などから11人と、市の担当部局職員が出席した。
谷口圭三市長が「感染拡大を抑えることを最優先に、専門的な知見から助言してもらい、一層の体制充実を図りたい」とあいさつ。各団体が▽「新しい生活様式」の周知、徹底▽▽職員対象の研修会▽保護者へ登校前の検温と体調把握▽学生の大人数での会食の禁止―といったそれぞれの取り組み状況を報告。課題には▽家庭・保護者の行動の実態把握と制限は困難▽密を避けるためのスペースの確保▽2学期に予定されている運動会、参観日などの実施についての検討―などを挙げた。
「低年齢児同士の感染リスクは高いのか低いのか」「感染症対策によるマスクの着用と熱中症対策で留意点は」といった質問が出され、津山中央病院の藤田浩二総合内科・感染症内科特任部長らが答え、対策や注意点を共有した。
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各団体の取り組みや課題などを報告し合った第1回部会