第203回三声会春季謡曲大会が17日、津山市川崎の東公民館で開かれ、会員たちが日ごろ修練した素謡を披露した。
研修室を会場に、津山喜多会、津山宝生会、観世会から24人が参加。
「土蜘蛛」「墨田川」「高野物狂」「景清」といった能の演目をマスク着用のまま朗々と謡い上げ、それぞれ研さんを積んだ成果を鑑賞し合った。
同会は県北で活動する謡曲3流派で構成。毎年春と秋に大会を開いていたが、コロナ禍になって中止していたため開催は2年半ぶり。今回は津山宝生会の当番で実施した。
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修練した素謡を披露する会員たち