岡山県真庭市、新型コロナ感染者発生を想定した職員研修会ひらく

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 新型コロナウイルス感染者発生を想定し、岡山県真庭市は10日から、有事の対応を学ぶ職員研修会を真庭市久世の市役所で開催。市長、教育委員会両部局、消防、学校などから代表の職員が参加し、同ウイルスに対する基本的知識や消毒の仕方などを学んでいる。
 10、13、16の3日間で計4回講座を開催。初日の10日は2回開かれ計約80人が聴講。真庭保健所真庭保健課の猪元信子課長が「新型コロナウイルス感染症研修会〜正確な知識で冷静な対応を〜」と題して座学、実技を交えて講義した。
 猪元課長はウイルスの特徴や感染の仕方などを説明し、「感染後1週間程度で発症する場合が多く、その間どういう動きをしていたかなど把握しておくことが大切」と前置きした。
 職場に陽性者が出た場合、濃厚接触者と判断された人はPCR検査を受け、その間は自宅待機とする、職場などの消毒は施設の責任で行い、保健所は相談や指導を行うことなどを解説した。
 消毒にはエタノール(70%)か、次亜塩素酸(0.05%)を用い、使い捨て紙ペーパーなどにしみこませ、ドアノブや机、電話の受話器、コピー機のボタン、パソコンなど拭きとるポイントを紹介。防護服の着用実演も行った。
 そして、「治療薬のない感染症から自分の身を守るため、手洗い、咳エチケット、十分な睡眠と栄養をとり、体調を整えることが重要。正しい知識を各部署で共有して」とまとめた。
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防護服の着用方法の実践


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