岡山県真庭市の地域おこし協力隊着任報告会が19日、久世の市役所であり、今月から新隊員となった酒井悠さん(38)と延吉樹美さん(32)が伊藤敦哉副市長に活動の抱負を話した。
酒井さんは、これまで神奈川県横浜市で観光関連の財団法人に勤務して運営や営業、企画を担当。一念発起して真庭への移住を決意し、ライターとして地域の魅力を記事にしてウェブ媒体を中心に情報発信していく。
延吉さんは真庭市出身で、これまで大阪府大東市でプロのブレイクダンサーとして活躍し、近年は物流会社に勤務。Uターンし、ブレイクダンスを通じてダンス、ミュージックなど若者を中心にした新たな文化の定着を目指す。
伊藤副市長が「それぞれこれまで培ったスキルを生かし、市が目指す多彩で豊かなまちづくりに力添え願いたい」と激励。
酒井さんは「多くの人に真庭の魅力を伝えられるよう頑張りたい」。延吉さんは「地元出身者として、若者の計り知れないパワーを引き出していきたい」と話した。
二人を含めて市内で活動中の隊員は11人。市は2013年度から協力隊事業を継続している。
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新たに地域おこし協力隊員となった酒井さん(左)と延吉さん
岡山県真庭市 協力隊着任報告会 新隊員 酒井さんと延吉さん