世界アルツハイマー月間に合わせた「みまさかオレンジウォーク」が2日、美作市中心部の県道沿いなどで行われ、関連団体の約60人が認知症支援イメージカラーのオレンジ色のポロシャツなどで歩きながら正しい理解の必要性を啓発した。
同市では初の取り組みで、ボランティアの認知症キャラバンメイト、民生委員、市社会福祉協議会、市ケア会議のメンバーらが午前9時半、明見の道の駅・彩菜茶屋を出発。
「認知症こころをつなぐまちづくり」とのスローガンが印刷され横断幕やのぼりを手に、沿道の市民やドライバーに「みんなで守り、支える関係づくり、正しい理解を」などと呼びかけ、北山の高速バスセンターまで約1.5キロを歩いた。
市高齢福祉課によると4月1日現在、市内の認知症高齢者数は高齢者全体(1万945人)の28%にあたる3063人(軽度認知障害を含む)と推計されている。
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認知症への正しい理解を啓発する参加者
岡山県美作市中心部の県道沿いなどで「みまさかオレンジウォーク」
- 2020年9月3日
- 医療・福祉