岡山県苫田郡鏡野町は、町内の17医療機関に、新型コロナウイルス感染対策に使用するフェースシールドを計200個贈る。製品は、包括連携協定を結ぶアウトドア用品大手・モンベル=大阪府=が製造し、町に無償提供した。
肌に接触しない体温計も1個ずつ贈呈。来週までに全機関に届けるという。
5日に、苫田郡医師会の武田正彦会長(武田医院院長)が医療機関を代表して同町竹田の町役場を訪問し、山崎親男町長から目録を受け取った。
町長は「医療従事者は最前線で新型コロナウイルスに対応している。安心して働いてもらいたい」、武田会長は「第2波、第3波に警戒しなければならない。フェースシールドは歯科などにとって必需品」と礼を述べた。
モンベルと包括連携協定を結んだのは昨年10月で、地域活性化が狙い。2011年から自然アクティビティに推奨する「フレンドタウン」に登録されている。
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町長から目録を受け取った武田会長(左)
岡山県苫田郡鏡野町は町内の17医療機関にフェースシールドを計200個贈る