寺の修行を子どもが体験する「一日小坊主さん」が16日、岡山県苫田郡鏡野町上森原の極楽寺であり、地域の園児から小学生まで15人が〝心身修練〟に励んだ。
白衣に身を包み、表江快典副住職(27)に教わりながら読経や座禅などを実施。写経では、正座して机に向かい、原稿用紙に薄く記された般若心経をペンでなぞった。「おしゃべりはせず、静かに行いましょう」と注意を聞き、最後まで集中して臨んでいた。
鶴喜小6年生の本山水晴さん(12)は「正座を長い時間するのはきついけど、姿勢がよくなるし集中力が身につく」と話した。
一日小坊主さんは、智彦住職が、青少年の健全育成などを目的に25年前に始め、毎年開催している。
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般若心経の写経に臨む子どもたち
岡山県苫田郡鏡野町上森原の極楽寺で、「一日小坊主さん」
- 2020年8月18日
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