岡山県苫田郡鏡野町内のレストランやパン屋など5店が3日から5日まで、新型コロナウイルス感染拡大の影響で売り上げが落ちる中、同町円宗寺の夢広場で、ドライブスルー形式で弁当などを販売した。
町内在住者を対象とし、予約制で指定の時間に取りに来てもらった。従業員らは、駐車場の一角に設置したテントの前で、停車した車に「いらっしゃいませ」と声をかけ、袋に入れた商品を窓から渡した。3日間で約230食売れたという。
ハンバーグ弁当などを3つ購入した赤木康人さん(39)は「行ったことがないお店の料理を食べたくて予約した。ドライブスルーなので3密にはならないし、利用しやすい」と話した。
参加した「パン・パパン‐隠れ家‐田作」=鏡野町=の谷本尚子さんが、外出を自粛する人が増える中で利用を促そうと企画。「店に入らずに買ってもらえる方法。第2弾を行う際には多くの店に参加してもらいたい」と語った。
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弁当を車の運転手に手渡す谷本さん
岡山県苫田郡鏡野町内のレストランやパン屋、ドライブスルー形式で弁当などを販売
- 2020年5月7日
- 食関連