防災の日に合わせて県警は1日、大規模な災害を想定した交通規制訓練を行い、岡山県内全22署が各管内で停電した際の信号復旧の方法を確認した。
津山署は岡山県津山市林田の同署前の交差点で信号機を止めて実施した。交通、地域課の署員40人が参加。交通の混乱を避けるため、行き交う車両や歩行者を手信号で誘導した。その後、電柱に備え付けている信号機の制御装置に発電機を接続して点灯させた。
勤務歴3年の内田瑳恵巡査は「事故を防ぐことを念頭におき、的確な誘導ができるように務める」。古米秀充交通課長は「緊急時でも住民のみなさんが安心できるように、迅速な対応を心がけたい」と話した。
同署によると、落雷や台風などの影響で信号機が止まることがよく起こるという。「警察官の手信号や動きに注意し、落ち着いて行動をしてほしい」と呼びかけている。
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手信号で車を誘導する署員
岡山県警交通規制訓練実施
- 2021年9月2日
- 行政・公共