岡山県貨物運送津山主管支店 県、津山市と立地調印協定

行政・公共 協定書を交わす原田社長(左から2人目)ら
協定書を交わす原田社長(左から2人目)ら
         

 県営久米産業団地(津山市くめ)に、岡山県貨物運送(岡山市)が津山主管支店(一方)を移転新築することが決まり、同社と県、市との立地協定調印式が2023年1月17日、山北の市役所で行われた。4月に着工し、来年5月の操業開始を目指す。
 現支店の老朽化に伴い、敷地約2万7000平方㍍を取得。日用品や電子部品、化学品、工業製品の保管と輸送を行う物流の新拠点として、鉄骨平屋一部2階建ての事務所兼倉庫延べ約1万平方?、鉄骨平屋建て倉庫を建設する。投資額は非公表。従業員は145人程度で、うち10人を新規採用する予定。
 調印式で協定書を交わし、谷口圭三市長は「ともに地域経済を動かしていきたい」とあいさつ。原田和充社長は「創立80周年の記念の年に進出が決まり、うれしく思う。地元のために役に立てる会社として発展していきたい。久米産業団地は立地的に院庄インターに近く、山陰方面に向けての中継基地にもなる」と述べた。
 同団地は1994年に整備。同社を含めて立地企業は11社となり、分譲用地38・2㌶が完売した。


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