岡山県 まん延防止等重点措置に移行

医療・福祉
         

 岡山県は13日、新型コロナウイルスの「緊急事態宣言」が解除されて「まん延防止等重点措置」に移行した。津山市では、引き続き市内165の公共施設を休業し、市主催イベントは中止もしくは延期。若い世代のワクチン接種を進めるため夜間対応の集団接種を新たに始める。
 第38回津山市新型コロナウイルス感染症対策本部会議が11日にあり、これらの対応を決定。本部長の谷口圭三市長は冒頭、「予断を許さない状況は変わらず、緊急事態宣言と同等の対策が必要」との見解を示した。
 新たに取り組む集団接種は、主に日中働いている市内の20〜40代を想定。岡山県津山市川崎の津山中央病院津山中央健康管理センターで10月8日に1回目、同月30日に2回目の接種をともに午後3〜8時に行う。予約の受け付けは15日から。定員は150人とするが、超過しそうな場合、拡充を検討する。
 市が推奨する感染予防策には、県の対応に合わせ、マスクは顔にすき間なくフィットさせて着用することや1時間に2回程度の換気、少しでも症状がある場合は受診することなどを追加した。
 市立小中学校では、校外行事、部活動ともに徹底した感染防止策をとった上で実施できるように緩和。ただ他校との練習試合は控えることとした。
 市こども保健部によると、ワクチン2回の接種率(速報値)は12日時点で、20代が30・76%、30代が33・52%、40代が41・94%と、50代の66・98%や60代の76・86%と開きがある。

まん延防止等重点措置の対応を決めた第38回会議


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