岡山県 緊急事態宣言の追加適用受け協力要請等まとめる

行政・公共
         

 新型コロナウイルス感染拡大で緊急事態宣言の対象に追加適用されたことを受け、県は25日夜、対策本部会議を開き、改正特別措置法に基づく県民や事業者らへの協力要請について決めた。適用期間は27日〜9月12日で範囲は県全域。酒類やカラオケを提供している店舗に休業を要請し、それ以外の飲食店や集客・イベント関連施設には営業時間を午後8時までに短縮するよう求める。
 飲食店の時短要請は午前5時〜午後8時(テークアウト、宅配を除く)とし、応じた店舗には協力金を支給、正当な理由なく応じない場合は知事権限による罰則付きの命令を出せる。時短を求める集客施設は百貨店やショッピングセンター、スーパーなどで、建物床面積1000平方?以上の大規模集客施設については協力金を支給する。イベント関連施設は、イベント開催時に限って営業を午後9時までとする。
 県民に対しては昼夜を問わない不要不急の外出自粛、県境を越えての移動自粛、感染防止対策の徹底を求める。
事業者には社員の出勤7割削減に向けた在宅勤務(テレワーク)などを促す。学校関連については、感染が確認された場合は範囲に応じて臨時休校などの措置をとり、オンライン授業に切り替えて学習活動を継続する。
 県有施設は、これまで休館・休園としている施設に加え、県立美術館と県立図書館も休館。イベント主催者には県外や県内全域から参加が見込まれる催しは自粛とする。
 伊原木隆太知事は「大事なのは宣言を県民の皆さんがどれくらい真剣に受け止め、行動に移していただくかで、そこにかかっている。爆発的な感染拡大を何としても抑え込み、命と健康を守るために理解、協力してほしい」と呼びかけた。


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