岡山選挙区第26回参院選 選挙戦突入

行政・公共
         

 第26回参院選が22日公示され、7月10日の投開票に向けて18日間の選挙戦に突入した。岡山選挙区は、改選数が1に減った2004年以降、07年と並び最多タイの現新5人が立候補。これまで自民候補を推薦してきた公明党が自主投票を決め、主要野党が候補者一本化を断念して様相が一変した中、激しい舌戦を展開している。
 参政党新人の高野由里子氏(46)、共産党新人の住寄聡美氏(39)、自民現職の小野田紀美氏(39)、無所属新人の黒田晋氏(58)、NHK党新人の山本貴平氏(47)=届け出順=。岸田政権に対する評価を踏まえた経済・雇用対策、外交・安全保障、地方創生、憲法改正の是非などを争点に、それぞれの主張や公約を訴えている。
 岡山選挙区は、16年の改選で県内の衆参選挙区で当時唯一となっていた非自民議席を小野田氏が奪取しており、自民が議席を死守するのか、野党が奪還するのかも注視される。
 全国では、改選数124議席(選挙区74、比例代表50)と非改選の神奈川選挙区合併選挙の欠員1を合わせた125議席に対し、選挙区367人、比例代表178人の計545人が立候補を届け出た。うち女性は181人で過去最多。

候補者のポスターが並ぶ参院選の掲示板


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