子育ての手助けに取り組む津山ファミリー・サポート・センターの交流会「ダンボールクラフト」ワークショップが17日、岡山県津山市の男女共同参画センター・さん・さんで開かれ、小学生と保護者たちが工作を楽しみながらふれあった。
市内在住の親子や帰省中の家族ら11組が参加し、段ボールを文字盤にしたオリジナル時計の製作に挑戦。南方中の段ボールクラフト作家・笠光生さん(60)が講師を務め、カッターナイフやボンドの正しい使い方などを指導した。

部品の組み立て方の説明を受けた子どもたちは笠さんや両親に手伝ってもらいながら、カッターナイフやはさみで段ボールを切って形を作った後、折り紙を貼り付け、ペンで模様を描き、最後に秒針、分針、時針を取り付けて個性あふれる作品を完成させた。中にはフォトフレームを作る、立体的なデザインを施すといった趣向を凝らしたものもあり、参加した大人たちは一人ひとりの力作の出来栄えに感心していた。
夏休みで祖父母に会いに来津したという東京都の小学5年生・岸本美空さん(11)は祖母と兄弟と一緒に参加。「段ボールで時計を作るのは初めてでとても楽しかった。切りやすく扱いやすい素材で時計だけでなく自由に何でも作れるように感じた。今度はベッドとか作ってみたいな」と話していた。
