津山市は26日、新型コロナウイルスのワクチン接種事業の概要とスケジュールを対策本部会議で示した。優先対象となる65歳以上の高齢者には3月中に接種券を送付し、早ければ同下旬に接種を開始する予定。また、事業を担う専門部署を2月1日に設置する。
想定する流れは、市から市民に接種券が個別送付され、コールセンターで日時と会場などを予約する。接種は医療機関、市の設置する会場で受けられる。市は場所などについて医師会と調整している。ワクチンの種類によって3〜4週間の間隔を空けて1人2回の接種が必要で、費用は全額公費負担となる。
接種券は市内全高齢者約3万1000人分を3月中、その他の市民へは4月末までを目途に発送する。国・県が実施する医療従事者への優先接種に続いて、市が実施主体となり3月下旬から高齢者への接種開始を目指し、その他の市民(基礎疾患のある人を優先)へは4月以降に行えるよう準備を進める。
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市の本部会議で示されたワクチン接種事業のイメージ