子育て施策を最優先として市政を行う岡山県真庭市は18日、養育にまつわる情報を発信し、市の魅力を伝えるインフルエンサー、「こどもはぐくみくらぶ」の部員7人を任命し、就任式を勝山の勝山文化センターで開いた。
妊娠・出産期から子育てに至るまで包括して親たちを支援する「こどもはぐくみ応援プロジェクト」の一環で実施。拝命したのは、同市内に住む乳児から中学生までの子どもをもつ母親7人で、市内各地のイベントや親子で遊べるスポット、自身の子育てや生活の様子などをSNSで投稿していく。
式にはインフルエンサー3人と関係者が出席。太田昇市長と子育て支援課こどもはぐくみ担当の広岡由紀子課長は「社会のみんなで子育てに励む母親や父親を支えていこう」「子どもたちが健やかに成長し、笑顔あふれる『子育ての町・真庭』の実現に向けて盛り上げてほしい」などとあいさつした。
太田市長から任命書と活動中に使用する名刺を受け取った3歳の長女がいる中芝浩美さん(31)=久世=は「自分が知った情報をみなさんにお伝えしたい。役立ててもらえたらうれしい」と意気込みを語っていた。
情報は「X」「Instagram(インスタグラム)」で公開している。アカウント名は「こどもあ」。