津山商工会議所青年部(石川哲也会長)は17日、岡山県津山市の持続可能なまちづくりを目指して地域資源を生かした観光振興や地域経済の発展につながる施策を示した提言書を谷口圭三市長に提出した。
「彩~津山の新たな魅力を経済に繋げる提言~」と記した内容は▽津山市の食文化や自然、町並みなどを生かし、春夏秋冬、季節ごとに集客が図れ、かつ観光の目玉となる企画や事業を実施▽ハナモモの植樹で新たな景勝地をつくる▽ごんごまつりをはじめ市内各所で開かれる花火大会で駐車場を有料化にして、駐車場不足と交通渋滞を緩和する▽キャッシュレス決済を使ったポイント還元、地域通貨を活用して圏域内での消費率を高めて利益を生むーなど同青年部の未来提言委員会メンバーが調査と研究を行って作成し、18ページの冊子にしてまとめている。
この日は同委員会メンバーら10人が山北の市役所を訪問。石川会長が「津山市の発展に寄与できるよう、具体的な課題やアイデアを集約している。提言書を生かして地域活性化につながるように尽力いただけることを願う」と谷口市長に手渡した。谷口市長は「いただいた意見は効果が期待できると感じている。しっかりと生かして施策に反映していきたい。その時はみなさんの力を貸していただけたら」と述べた。
提言書の提出は毎年行われており、今回で8回目。
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