津山市の公共施設のあり方を考える「市ファシリティマネジメント委員会」は、本年度の提言書をまとめ、14日、谷口圭三市長に提出した。市の未利用財産の利活用を検討する上での具体案などを挙げている。
提言書では、現在使用していない土地や建物について、貸し付けや売却によって財源の確保や維持管理経費の削減につなげる必要があると指摘。購買ニーズの少ない土地の暫定利用や地元町内会での使用、円滑に売却価格を公表できる仕組みづくり、情報発信などを目的とした民間業者との協力体制の構築、全庁的な管理などを求めている。
市役所を訪れた藏田幸三委員長が谷口市長に提言書を手渡し、「成果に結びつくように今後も連携していきたい」と話した。
本年度の委員会は有識者ら11人が委員の委嘱を受け、計4回の会合で提言内容を話し合った。
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提言書を市長に提出する藏田委員長
市ファシリティマネジメント委員会提言書
- 2022年1月15日
- 行政・公共