岡山県津山市内で勉学に励む留学生たちの出身国を紹介した展示が、同市役所1階市民ロビーで開かれている。アジア計6カ国の文化や観光地が書かれた手作りのポスターに、来庁した人たちが関心を寄せている。22日まで。
留学生と地域、市民とのつながりを醸成する市の「Welcome to Tsuyama 留学生交流・サポート事業」の一環で、多くの人に多文化共生への意識を高めてもらおうと実施した。
掲示物には、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア、カンボジア、モンゴルの地理や気候、料理、言葉などの情報を掲載。このほか、旅行におすすめのスポットも。
ポスターを見ていた矢山幸史さん(67)は「こうやって眺めていると好奇心が湧き、みんなの国のことがもっと知りたくなってくる」と話していた。