世界アルツハイマーデーに合わせた「オレンジウオーク」が21日、大田のグリーンヒルズリージョンセンター周辺で行われ、介護福祉士など約50人が認知症支援イメージカラーのオレンジ色のポロシャツなどで歩きながら正しい理解の必要性を啓発した。
市地域包括支援センターの職員らが参加し、午前11時、グリーンヒルズリージョンセンターを出発。
「認知症になっても安心生活」と書かれたのぼりや横断幕、オレンジ色の風船を手に、沿道の市民やドライバーに「認知症の正しい理解をお願いします」などと呼びかけ、みどりの丘保育所から県道の東一宮に向け坂を下り、約20分歩いた。
この日は、認知症サポートキャラバンのマスコットを手形で描き、「忘れても大丈夫」などとメッセージを添えたアートも作った。10月10日の美作大学文化祭などで展示する。
地域包括支援センターによると8月1日現在、市内の認知症高齢者数は高齢者全体(3万755人)の28%にあたる8611人(軽度認知障害を含む)と推測されている。
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認知症への正しい理解を啓発する参加者
市内 世界アルツハイマーデー「オレンジウオーク」