岡山県美作市と大塚製薬(本社・東京都)は13日、包括連携協定を締結した。住民サービスの向上や地域活性化を図る。
協定内容は▽市民の健康維持・増進▽防災・減災、災害支援▽熱中症対策など計4項目を盛り込む。熱中症対策の指導や、スポーツイベントへの協力、災害時の物資供給などを想定している。
この日、同市の美作市民センターで調印式があり、萩原誠司市長と大塚製薬ニュートラシューティカルズ事業部広島支店の前田朋明支店長が協定書に署名。萩原市長は「市民の健康、体力づくりは大変重要なこと。国民生活の基盤を支える企業に協力いただけてありがたい」、前田支店長は「これまで培ったノウハウを生かしながら的確、スピーディーに情報や物資を届けたい」と述べた。
同社は美作市を含む県内15市と協定を結んでいる。