第53回「河川清掃」(津山市、市環境衛生推進委員会主催)が8日、同市中心部の吉井川本流と宮川、藺田川の河川敷延べ約8.5キロ区間で行われ、市民ら約1500人が草刈りやごみ収集などに励んだ。
38町内会のメンバーや美作大学の学生、民間企業の社員、市職員らがボランティアで参加し、鎌や草刈り機を手に午前7時から開始。約2時間、護岸ののり面などに生い茂る雑草を刈り取り、落ちているごみなども拾い集めてきれいにしていった。
吉井川河川敷を清掃していた市職員の竹内瑞貴さん(24)=国分寺=は「ごんごまつりの開催が近づいてきている。訪れた観光客や市民のみなさんにきれいな場所で快く楽しんでもらいたい」と話していた。
市環境生活課によると、収集したごみの内訳は草、土砂、不燃ごみ、粗大ごみなどで、収集車両台数はパッカー車10台、ダンプ2台、軽トラ2台分。
同清掃は河川の美化を図ろうと1973年に始まり、現在は美しいまちづくり運動の一環として6月の「環境月間」に合わせて実施している。
