岡山県津山市の混声合唱団「津山市民コールアンダンテ」の第16回定期演奏会が23日、同市新魚町のベルフォーレ津山で開かれる。約4年ぶりの晴れ舞台に向け、団員たちは一層、ハーモニーに磨きをかけている。
同合唱団は同市内を中心に30〜90代の男女約30人で構成。この数年間、コロナ禍で活動制限も経験しながら、週に1回、中央公民館(同市大谷)で地道に練習を重ねてきた。
ホールに集まり、保田薫さん、竹内千秋さんの指揮の下、一つひとつの言葉の発音や音程、ニュアンスなどを念入りに確認。曲の世界観や響きのバランスを意識しながら調整していた。
竹内さんは「歌えなかった数年間の思いを込めて、みなさんが少しでも元気になる音楽を届けたい」と話している。
本番は第1部で合唱指揮者・相澤直人さんの作品集、第2部は混声合唱曲「島よ」、第3部は、ヨハン・シュトラウスの喜歌劇「ジプシー男爵」を披露する。
入場料は大人1,000円、高校生以下500円。全席自由。午後1時半開場、2時開演。問い合わせは、ベルフォーレ津山(☎0868-31-2525)。