津山商工会議所青年部(YEG)創立45周年記念事業「未来の津山へ~故郷について考える~」が8日、岡山県津山市大田のリージョンセンターであり、地元の子どもらが多彩な催しを通じ、津山の将来について思いを巡らせた。
津山YEGが5年後に掲げる市民記念日の制定に向け、郷土愛を育んでもらおうと企画。地元の中高生、大学生が谷口市長らと記念日の制定について考えるパネルディスカッションや、高校生による飲食ブースの出店などがあった。
会場では小学4~6年生を対象に今春募集した作文コンクールの発表会があり、「20年後に住みたい津山~私が市長ならこんな『まち』をつくる~」をテーマに書かれた398作のうち、上位10作に選ばれた入賞者が一人ひとり朗読していった。津山の豊かな自然や人、歴史や特産品などを魅力として紹介。「遊園地や大きな公園、映画館を作りたい」「地域の人と協力してまちのPR動画を制作する」といったアイデアを堂々と披露し、会場からは温かい拍手が送られた。
石川哲也会長は開会あいさつで「子どもたちが地元を誇りに思えるようなサポートをしていきたい」と話していた。
津山YEGは1979年に発足し、現在の会員数は108人。
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