津山まちなかカレッジの講座「コロナに負けるな!健康に働きつづける3つのポイント」が20日、オンライン上で開かれた。参加者たちは心身ともに健やかに働き続ける方法を学んだ。
Web会議システムを利用して、10〜50代男女30人が参加。岡山大学副病院長でもある伊野英男岡山大学副学長が講師を務め、医学的観点からストレス軽減や体調管理など、仕事のモチベーションの上げる要点について話した。
「人は環境の変化に対して不安を感じやすい。職場でも同じで、体調不良や心の不安がストレスとなり、仕事に取り組めなくなる」と指摘し、「ストレスは脳が危険や異常を察知して起きる。姿勢を正して呼吸を整え、脳がリラックスした状態をつくる必要がある」と述べた。また、体調管理に関して「第二の脳と呼ばれる腸内の環境を整えるためには普段の食事に気を配る。乳酸菌などが含まれる食材を積極的に取り入れて」などと語った。
最後に「仕事を続けるためにはやる気を引き出すのが重要。まずは目の前の目標を達成させ、気持ちを満せば、チャレンジ精神を向上する」と付け加えた。
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画面越しに講義する伊野副学長
市民講座 健康レクチャー