郷土史研究を通じた地域活性化に取り組んでいる津山おくにじまん研究会は12日、谷口圭三市長との意見交換会を岡山県津山市山北の市役所東庁舎で開き、観光振興などに関する11項目でざっくばらんに語り合った。
毎年恒例で、会員10人と市から11人が出席した。史跡津山城跡の整備計画、城下町泊プロジェクトなどについて意見、要望が寄せられた。重伝建地区の駐車場整備は、整備中の城西の観光駐車場は今年度内に完成すると返答があった。
子どもたちに対する、古里津山の伝統文化を伝える取り組みは、「郷土の魅力を再確認できるカリキュラムを取り入れている。また伝統的な文化活動に積極的に参加してもらう機会づくりを進めたい」とした。
開会に先立ち、赤坂健太郎代表は「郷土津山を盛り上げるために、しっかり意見交換したい」。谷口市長は「文化財を保存するだけではなく、活用する取り組みを進めている。きたんない意見をたまわりたい」とあいさつした。