岡山県美作市ラグビー・サッカー場で強化合宿のため来日していた台湾台北市の公館國小(国民小学校)のU12女子サッカーチーム「公館女足」が17日、萩原誠司美作市長を表敬訪問し、合宿の後援をしてくれたことへの感謝の気持ちを伝えた。
台湾チームは若手選手の技術向上と国際交流を図り、岡山湯郷ベルに依頼。14日から小学校6年生6人が湯郷ベルの本拠地でもある同所を来訪し、福元美穂選手から指導を受けたほか、アカデミー選手たちと合同トレーニングや試合に臨み、チームワークを高めた。
この日はユニフォームに身を包んだ6人と朱芳儀コーチが美作市役所(同市美来)に来庁。通訳を通して萩原市長に「良い環境を提供していただきありがとうございます」などとあいさつし、萩原市長は「はっきりと自身の気持ちを伝える姿勢や目に宿る強い意志からみなさんの自立心やかっこよさを感じた。日本の子どもたちにも見せたい。日本は台湾のみなさんを大切に思っている。大人になっても交流を続けてほしい」と激励した。
公館女足のメンバー・張語珊さん(12)は「日本の選手のみなさんは緊張せずに明るく接してくれ、楽しく過ごせた。これからも交流を続けて能力を高め合い、世界大会で会えるようになれたらうれしい」と話していた。
