常連客ら閉店惜しむ炭火焼肉備山

経済・産業 28日に閉店する備山の森内さん(右から2人目)とスタッフ
28日に閉店する備山の森内さん(右から2人目)とスタッフ
         

 四半世紀にわたり市民に親しまれてきた岡山県津山市林田の焼肉店「炭火焼肉 備山」が2022年12月28日、閉店する。常連客らの惜しむ声に、店主の森内千香子さん(74)はじめスタッフは感謝を伝えながら最後の年末に向けて営業している。
 備山は1997年5月、城北通り沿いに開店。客席数約100席と市内では大きな店構え、厳選した黒毛和牛のメニューで人気を集めてきたが、長引くコロナ禍の影響などでのれんをたたむことになった。
 「長年ごひいきにしていただいたお客様が多く、心を残しながらの店じまいとなりますが、社会情勢、寄る年波で体力的にも厳しくなりました。知らせを見て常連さんが次々来てくださっています」と森内さん。
 「閉店感謝セール」として現在、メニュー全品2割引きで提供中。26、27、28日の3日間は全品3割引きにする。
 営業時間は午後5時〜9時半(ラストオーダー9時)。月曜定休(26日は営業)。
 問い合わせは、備山(☎0868-22-7022)。


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