“幻の神社”ともいわれる瀧神社で 33年に一度の 「式年御開帳奉斎」/岡山・奈義町

祭事・神事・法要 式年御開帳奉斎をPRする二宮宮司=岡山県奈義町で
式年御開帳奉斎をPRする二宮宮司=岡山県奈義町で
         

 参道が陸上自衛隊日本原演習場内に位置し、本社への参拝が容易ではないことから“幻の神社”ともいわれる瀧神社の第37回「式年御開帳奉斎」が4月3日から5日まで、岡山県奈義町の同神社遙拝所で開かれる。33年に一度の行事で4日の「大祭」と5日の「還御祭」は一般の参拝が可能。

 3日は「遷座祭」として関係者のみの参加で、本社の岩屋山御宝殿から御神体を遷座し、4日の「大祭」に一般公開する。公開に合わせて遙拝所では午前10時から神事や祝賀式、奉納の舞や歌舞伎、演武を実施する。5日の「還御祭」では午前9時から「還御発輿祭」と「御神酒所神事」を執り行い、氏子約50人による還御行列が行われる。雨天の場合は順延。

 同奉斎の最後を飾る行列は、複写のみが残っている1779(安永8)年ごろの古儀を記した「瀧神社行列役附」にならい、当時村人たちが瀧大領権現を警護しながら本社まで歩いた時代を感じさせるよう再現。ほら貝を合図に五色旗や模擬刀剣などを携えた氏子、華やかな衣装に身を包んだ稚児や女性たちが遙拝所から那岐池までの約1㌔を練り歩く。

 さらに大祭では県重要無形文化財指定の横仙歌舞伎や地域に住む居合道達人が無双直伝英信流型の技を披露するほか、当日はキッチンカーや露店が並ぶマルシェを開催するなど、滝本を中心とした宗教文化との成り立ちと歴史を学び、住民たちと交流を楽しむ神事となっている。

 二宮祥宮司は「全国の崇敬者らから興味、関心をいただき、拝観したいと希望する声を聞いている。御開帳の機会を通じその思いに応えていきたい。多くの方々が拝観に訪れ、御神体を身近に感じながら思いを寄せていただけたらうれしい」と話していた。

 問い合わせは、ビジット奈義(TEL:0868-36-7311)。

還御行列で使う五色旗など
還御行列で使う五色旗など


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