「TSUYAMAGIC 津山城ナイトイルミネーション」が25日、岡山県津山市山下の津山城(鶴山公園)で始まり、幻想的なプロジェクションマッピングと色とりどりの光に城内が彩られ、市民や観光客を魅了している。11月10日まで。
津山観光キャンペーン推進会議が主催、地域創生事業などを行うANAAkindoが企画し、2回目となる。昨年に続き新潟県のSOLUMEDIAGEincが演出を担当。現在県北中心に開催中の「森の芸術祭晴れの国・岡山」に合わせて「桜と森」をテーマに音と照明で華やかな仕掛けを施している。
冠木門付近の石垣には「桜神様」と弟の「森神様」が映し出され、来場者をお出迎え。表中門跡の石垣や石段には森林や清流の流れが投影され大自然の中を想起させる。備中櫓とその直下から続く約180メートルの石垣を利用した「スーパーワイドプロジェクション」では、10分おきに約5分間の映像が流れ、足を止めて見入る来場者たちの姿がみられた。
初めて津山城のイルミネーションを見たという小田中の岸本延子さん(74)は「音楽と映像に迫力があって圧倒された。津山城でこんな楽しみ方ができるとは知らなかったからとてもわくわくした」と笑顔で話していた。
開場は午後6~9時(最終入場8時半)。観覧料は大人1000円、高校生500円、中学生以下は無料となっている。
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