プロ野球選手と一緒にリズムジャンプに挑戦――。大田のグローブスポーツドームで17日、広島東洋カープの石原貴規選手(27)と美作地域の小学生33人が、音楽のリズムに合わせて元気いっぱいに体を動かし、会場は笑顔と活気に包まれた。
石原選手はオフシーズンのトレーニングにリズムジャンプを取り入れており、発祥の地である津山での実践は今回で3回目。子どもたちがプロの取り組みを楽しむ企画となった。
大きな音のダンス音楽に合わせ、ランニングやスキップ、ストレッチで体を温めた後、リズムジャンプに挑戦。ステップは徐々に複雑になったが、初体験の子どもたちも自然と体が動き、大きな笑顔で元気よく「ジャンプ」した。
石原選手は「いろんなスポーツに挑戦して、何よりスポーツを楽しんでほしい」と呼びかけ、サインや質問コーナーにも応じた。リズムジャンプを取り入れる理由については「野球は動きが少ないスポーツだが、タイミングはとても大切。楽しくリズム感を養える」と話した。
リズムジャンプ初挑戦という佐良山ソフトボールクラブ所属、佐良山小6年の政岡新之助君は「石原選手やみんなと一緒にできて楽しかった。自分のトレーニングでもやってみたい」と目を輝かせていた。
企画はグローブ主催、カナシマの協力で、子どもたちへのクリスマスプレゼントとして初めて開催した。
