弥生小学校=岡山県津山市=の2年生79人が1日、稲を守るかかしを作った。近く自ら田植えをした水田に設置する。
水田を所有する大山正志さん(76)が、スズメの食害から守るために初めて企画し、地元老人会の9人とともに指導。
子どもたちは古紙やもみがらを袋に詰めた顔や胴体と、ペットボトルに針金を入れた手足を工作。それぞれのパーツを木の支柱にガムテープなどで固定し、衣服や手作りの仮面などを付け、個性豊かな5体を完成させた。
坂本詩珠ちゃん(7)は「みんなで協力して服を着せるのが楽しかった。お米を大事に食べようと思った」と話していた。
10月には同校の5年生が収穫体験をする。
地元老人会メンバー指導 スズメから米を守る かかし工作体験/岡山・津山市