岡山県久米郡久米南町里方の誕生寺と門前通りで、雛人形を飾る「おひなまつり」が26日から始まり、参拝者を楽しませている。3月3日まで。
地元の女性有志でつくる「誕生寺おひな会」(弓狩久子代表、36人)が、季節感を演出して地域を盛り上げようと2005年から毎年開催。本堂や境内をはじめ、門前通りの民家や商店に、華やかな七段飾りや手作りの木目込み人形、豪華な御殿雛など約300体を並べた。
初日は、近くの誕生寺小学校の1、2年生12人が見学に訪れ、メンバーの話を聞きながら、うれしそうに見入っていた。歴史ある寺を彩る華やかな人形に「とてもかわいかった」と子どもたち。竹に飾った人形も愛らしく、訪れる人たちの目を引いていた。